2016-02-15

(前編)会期を終えて FJD Exhibition “music colors” at 伊勢丹新宿店本館3F=ウエストパーク/プロモーション 2016.2.3 web-2.9 tue

このたびはFJD Exhibition “music colors” at 伊勢丹新宿店本館3F=ウエストパーク/プロモーションにお越しいただいた皆様本当にありがとうございました!また、お越しになれなかった方もメール何通かいただいておりまして励まされました。本当にありがとうございます!

会期に至るまでと準備期間、会期について回想しながら書いていきたいと思います。

 

11/21、roph recordingsの小泉さん(元nujabesのマネージャー)と多摩川沿いのチチカフェで

ミーティング。

小泉さんと僕は、よくこのチチカフェでお茶をします。だいたい互いの車で

合流し、居心地もいいせいか4時間くらい話すときもあります。

この時もそうでした。

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そして何気ない雑談の中で小泉さんが”伊勢丹で展示やりませんか?”って言ってくれました。

最初は実を言うとプレッシャーの方が大きすぎたのと自分なんかが伊勢丹で展示やれるのかと

思いました。

“来週プレゼンにかけます”と小泉さんがおっしゃりそれを見事通してくださったのが小泉さんと伊勢丹 堀口さん。

小泉さんは、伊勢丹のナイトイベントの企画、ブッキングを手掛けてて 堀口さんと二人三脚で

既に実績と信頼を得ていました。

そこで、僕はその信頼関係にのっかる形で参加させていただきました。

 

僕はちょうどこの時期、仕事のほうが結構多忙で これは真剣に準備するとなると体力がもたないなと

判断し、走り込みと筋トレあと食事制限をはじめました。

まず、仕事でダイエット本の表紙の仕事をしていた関係で、その本に書いてあることを実践しつつ

10代の頃にやってた空手のトレーニングを思いだし再開しました。

あと、近所のジュース屋デビッドオットージュースのコールドプレスジュースをほぼ毎日飲みました。

 

おかげで体もかなり軽く、集中力が研ぎ澄まされました。

 

第一回目のミーティングは12/9。渋谷で行いました。roph recordings小泉さん、伊勢丹 堀口さん、橋本さん

伊勢丹 堀口さん、橋本さん。二人ともめっちゃ熱い人で、

このメンバーならいい展示になる!と思ったのが正直なところです。こういう感覚は今まであまりはずしたことがないので

かなり安心しました。

 

そして準備の日々がはじまります。

まず、仕事は24時くらいまでで切り上げ あとはぶっ倒れるまで展示の準備をする日々がはじまりました。

最初こそしんどかったのですが いつの日か学生の頃の文化祭や体育祭の感覚を思いだしとても楽しくやれました。

 

グッズは、ノート、しおり、クリアファイル、ポストカードとステーショナリーにしぼりました

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↑miiiiiio27さんのfacebookより引用

なぜ直接、音楽と関係のないステーショナリーがグッズにと思われたかたもいたかもしれません。

僕もCDジャケットの仕事をしていながら、youtubeなど便利なものに流れていくことが多々あります。

そうするとCDをトレイに入れることもめんどくさくなったりします。

もちろん、このようなyoutubeやi tunesなどの便利なものは活用しつつも、ちょっと前のいい慣習にすこし

かえってみるきっかけのひとつになればいいと思いました。

●メモをとる。絵を描く。

●大切な人、好きな人に手紙を書く。

●本を読む。

etc….

そういう習慣をつけると、CDもトレイにすっと入れれるようになるし、余裕があればジャケ買いをしてみて

部屋に飾るようになるかもしれない。CDの復権にすこしだけ手助けになるかなとも考えました。そして何よりすこしのことで気持ちや暮らしが豊かになると考えました。

 

今回のキービジュアルができたとき、たまたまアメリカンラグシーさんのノベルティでいただいた ”ななめリングノート”

を使っていました。このノートに今回のビジュアルを刷ることができたらめっちゃいいのになーと思い

ネット検索をしていくと、埼玉の草加に鈴木製本有限会社という製本会社がこのノートを作ってるということがわかりました。

僕は即アポを入れて、次の日 車を飛ばして鈴木さんに会いに行きました。

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↑鈴木製本 鈴木専務。的確にいろいろなアドバイスをいただきました。

 

鈴木さんは小ロットにもかかわらず快く引き受けてくださいました。

↓下記記事でも取り上げてくださってます

 

そして次に、巨大なF100号のnujabes/spiritual stateの絵と

F50号のnujabes/modal soul classicsの原画の額装。

これも、ネット検索で恵比寿のジンプラという業者さんに決めました。

厚み、材質でしつこいくらい悩みご迷惑をおかけしたにも関わらずとても親切に対応してくださいました。

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↑最終日にお忙しいところお越しいただいたジンプラ 大嶋さん

そして、freesoul nujabesのアートワークの展示方法を同時に悩んでたのですが

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↑mmaaaiiさんのfacebookより引用

たまたまジンプラさんにサンプルで展示してあったアクリルパネルがとても美しかったので

こちらでいくことにしました。この出来上がりが本当に秀逸でした。

 

そして今回の展示で自分がどうしてもしたかったのは

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↑miiiiiio27さんのfacebookより引用

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Wondeful Noiseピラミッド!

元々この”WONDERFUL NOISE Presents – Conglomerates “というタイトルは、

Wondeful Noise Producitions主宰の坂尻さんが12inch,10inch,7inch,CDの4形態を最終的にこのように買っていただいた方に

並べてほしいということからはじまったもので、今回の展示で必ず映えると確信しました。坂尻さんに相談するとふたつ返事で快諾していただきました。

 

そして同時に今回、視聴機にいれる15枚のCDのセレクトを伊勢丹、小泉さん、僕の3者で

詰めていきました。いままで300枚くらいアナログ含め、ジャケットデザインを担当してますが

入れたかったけど廃盤で入れれなかったものやギリギリまで悩んだものもありました。

ただ、この15枚に関しては本当にどれもGOOD MUSICで、自信をもってジャケットも音もお越しいただいた

方に勧めれるなと思いました。

これらの交渉はすべてroph recordings小泉さんが担当してくださり、レーベルの垣根を越えた

展示に胸が熱くなりました。

そして今回、伊勢丹新宿店メンズ館8階=イセタンメンズ レジデンスに、堀口さんが話をしていただき

デンマーク製のDavone Mojoスピーカーが借りれることになりました、

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↑Davone Mojoスピーカー

 

また、roph recordings小泉さんが、”今回のキービジュアルでハイドアウトが7inch作ってくれると言ってます”

と言ってくれました。nujabesの楽曲で、今回のキービジュアルにハマる音。これは”flowers”しかないなと

思い打診しましたらこちらも快諾していただきました。

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↑こうして生まれた7inch “nujabes/flowers”B面にはさらに大好きな曲”after hanabi”が収録

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↑miiiiiio27さんのfacebookより引用

また、今回の展示用フライヤーの写真を撮ってくれた端君。

この件につきましてはこの記事に書いておりますのでこちらも読んでいただければ幸いです!

 

 

 

そして設営の数日前の決起集会

恵比寿の”炉ばた屋”で。

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↑roph recordings小泉さんと(撮影は伊勢丹 堀口さん)

自分もすっかり酔ってますが、おいしい水炊きを食べながら 熱く野望を語りました。

こういうチームて本当いいなと再認識しました!

 

そして設営当日。いつも自分の仕事のサポートをしてくれてる内藤君。そして、Calmさんのイベントの

フライヤーを手掛けるなど自身もとても素敵な絵を描く 山本真紀子さん

この二人に設営をお願いしたら快諾してくれ、設営がはじまりました。

 

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↑エスカレーター側の半透明カッティングシート。これのおかげで、今回の展示内容を知らないお客さんにも知っていただくよいきっかけとなりました。

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↑Calm/from my windowのアートワークはプリミティブな雰囲気を保ちたかったので使い慣れたイーゼルにむき出しで展示することに

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↑12点の水彩画 真紀子さんさすがの女性らしいディスプレイ能力を発揮してくれました!

 

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↑内藤君、真紀子さん

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↑小泉さん 堀口さんと

そしていよいよ当日を迎えます

 

 

 

後編へつづきます

 

 

 

 

 


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